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Liku Maria Takahashi
Choice2045
2007 / ガラス、光ファイバー、 花、 水晶球/3.0 × 2.3 × 0.3(m)
太陽光を屋外に設置したレンズに集め、グラスファイバーでギャラリー内に導き、ガラス製の蛇口の下にある花へと届けます。
一方の蛇口からは直線的な光がたっぷりと花にそそがれ、もう一方は分散して少しの光しか花に届いていません。
2つの蛇口の先端にはそれぞれ水滴のように見える水晶の半球をはめ込みました。その半球の平らな部分と、グラスファイバーの束をきっちりジョイントさせた方からは直線の光が出ます。きっちりジョイントさせてない方からは分散した光しか出ない構造になっています。
1つの光から流れ出る2 種類の光のシャワー。[2045] とは「このまま地球温暖化が進めば、南極と北極の氷がすべて溶ける」と2007 年春、ある学者が学会で警鐘を鳴らし、ニュースでも話題に取り上げられた年のことを指します。
様々な問題も含め、今後も草花にたっぷりと太陽光をそそぐためには、これまで以上に1人1人が地球を大切にするchoice(選択)をすることが必要です。
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